梨人(なしんちゅ)のキセキ 梨で明和町をもっと元気に!

群馬県・明和町で、若手の梨農家や後継者などが集まり、2013年に立ち上がった団体「梨人」(なしんちゅ)。梨づくりのプロフェッショナルになることはもちろん、梨で町をもっと盛り上げようと、日々奮闘中。その足跡をメンバー4人が週替わりでつづっていきます。

2014年04月

 酷暑で早まった収獲開始も期待ほどではなく、盆最終日までに採れた幸水は全体の1割程でした。ジベ処理による熟期促進を、邪道とばかり言い続けるのも考え物です。

ようやくです。

今日の明和は雨、予報だと1日降るようですね。
少しぶりの、恵みの雨です。

こんにちは、という書き出しでわかると思いますが、これを書いたのは昼になります。
午前中は仕事がありましたが、午後から休みになりました。
このところ、研修の他に私用が色々あったため、何もない休みというのは明和の雨と同じく少しぶりになります。

さて、午前中はハウスの中でナスの定植をしました。
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雨ということで、こうして何人もの人が手伝いに来てくれました。
作業人数は全部で6人。これで、雨が降っていなければおそらく半分になっていたと思うので、とても助かりました。
おかげで、約40メートルハウスにナスを3列植え、さらにそれが3棟もあったわけですが、午前中、約1時間30分ほどで植え終わりました。
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こんな感じになります。壮観です。
ちなみに、手前にある剃刀でグリーンマルチに穴を空け、そこから苗を入れて昨日掘った穴にナスを植えていきました。

仕事が終わった後は休憩をとり、歓談タイムです。
この時に色々な情報を得ることもでき、体を休ませることができ、更には飲み物やお菓子もいただきました。
何だかんだでいつもいただいていて、ありがたいですが体重が増えないか心配です。
…これで体重の心配をしなければいけない、自分の体に問題があるのかもしれませんが…

さて、これで今日は終わり…となりますが、帰ってきてからまだやることがあります。
何かというと、関本さんから余ったナスの苗を1つもらったのです。
これを無駄にしないためには、植えないといけません。
ハウス栽培と違い、露地栽培ではそのままにしておくと風で倒れてしまうため、支柱と肥料などの空き袋を使って風除けを作ります。
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このようにして、出来上がりです。
…と、さも自分でやったかのように書いていますが、研修でお世話になっている関本さんが親切にも教えに来てくれて、ほとんどやっていただきました。
いつもいつも、ありがとうございます。

なしのおやぶんさん、体を気遣っていただきありがとうございます。
自分は暑い夏を過ぎても、こちらにいられますよね…?


そんなわけで、午後は休みです。
さて、どういう使い方をしましょうか。

林寛丈

今日も今日とて。

今日の明和は、昨日と同じく朝は曇り空、日中はやや明るくなり、夕方にかけて雲が濃くなってきました。
おかげで、ハウスの中でも割と過ごしやすかったです。

昨日に引き続き、今日もナスの定植準備です。
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昨日のうちに、関本さんたちが水を撒くための灌水チューブを引いてくれたので、その隣にこの道具を使ってナスを植える穴を掘ります。
この道具は、先を地面に入れた後で見ての通り2本の棒を左右に広げて土をつかみ、外に出します。
普段と違う筋肉を使うため、慣れないと疲れます。

見えづらいかもしれませんが、灌水チューブの上に3つ分の穴を掘る間隔を記した棒があり、それを目印にして穴を掘っていきます。
自分は前に初めてやった時、この棒の1本分ができず、2つ掘ったところで息が上がっていました。相当貧弱です。
ただ、今回は体力がついたり作業に慣れたりしたためか続けてできるようになり、少し余裕が生まれました。
そして、1度ナスの定植まで経験させてもらったことにより、この段階で気をつけることなどを考えられたので作業に活かすことができました。
例えば、穴を掘る深さです。
前はとにかくなるべく深く掘っていたのですが、1度ナスを植えてみてそれだとナスの苗が埋もれすぎてしまうことが分かったため、ほどほどの深さにしようと思いました。
こうして、細かいですが細かいからこそ、実体験で知っていくことは多いです。

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午前中は、最後にこうしてグリーンマルチを張って終わりとなりました。
マルチは、草を生えにくくするし、地温を上げることで根を張りやすくさせます。

午後になり、今度は育苗ハウスにあるナスの苗を午前中のハウスの中に植えられるように整理します。
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ポットに入った苗を1ずつ取り出し、草や下のほうにある葉や芽、なすびを取り除いていきます。
これを明日、ハウスに植えます。
明日は雨の予報ですが、ビニルを張ったハウスの中なのでやれます!

さて、こうして昨日、今日と2日間のブログを書きましたが、梨人のブログのはずなのにここまで「梨」が登場しません。
先週のブログ担当の奈良さんが書いていたように、今は摘果という作業があります。
ただ、残念ながら現状、梨農家は梨だけで生活していけません。
だからこそ、梨の収穫時期以外は野菜などを売って生計を立てなければいけないのです。
まあ、多かれ少なかれ、農家は1年を有効に使うため、収穫時期の異なる作物を育てていることが多い、はずです。
自分も研修中に、多くを経験したいと思います。


さて、今日はここまでです。
拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

林寛丈

よろしくお願いします。

今日の明和は、朝は曇り、徐々に日差しが出て暖かくなりました。

こんばんは、初めまして。
今年の2月から明和町の梨農家で研修をさせていただいている、林寛丈といいます。
ページトップ画像だと、右上の人物になります。
群馬県の北、みなかみ町の出身で、ここ明和町は母の実家でした。
梨人には、今年からの加入となります。
そのため、役割はアシスタントになります。ただ、まだやったことがないのですが…

ブログということで、他のメンバー同様、自分も日々のことを書いていきたいと思います。

自分の場合、梨人メンバーでもある関本直記さんのところで研修をさせてもらっていて、関本家は梨以外に野菜を組み合わせた複合経営をしているため、色々なことを経験させてもらっています。

例えば今日は、ハウスでナスの定植準備をしました。

トラクターで地面をほぐし、畝立て機で3列の畝を作った状態が下の写真です。
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これだとまだ、畝を立てた部分が盛り上がっているため、下の道具を使って畝の部分を平らにしていきます。

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まさに、野球部員が練習の後で使うあれと同じです。

ここにナスを植え、灌水チューブを引いて水を撒くため、平らになっていないと水が均等にいきわたりません。
自分も何度かやっているのですが、うまくやるのはなかなか難しいです…

そして、作業場はハウスの中。今日の朝の段階だと曇りだったのでホッとしていたですが、徐々に日差しが出てきたので蒸し蒸ししてきました。
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なので、こうしてハウスの横にある「くるくる」を回して換気をよくしました。これで多少は涼しくなりました。
ただ、これもまだ作物が植えられていないからできることで、ナスが植えられたらもちろん、自分の都合で開け閉めをするわけにはいきません。
明日はもう少し、涼しくなってほしいです!

午後は、明和の梨農家が役場に集まり、総会が開かれました。
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予算や活動が、主な会議事項になります。
「梨人」は、この総会にてメンバーの紹介をし、正式に認知されました。
自分は緊張しっぱなしで、ちゃんとした自己紹介ができていなかった気がします。
やはり、改善点の1つでしょうか。


更新がギリギリになってしまいました。
明日はもう少し余裕をもてるようにしたいと思います。

林 寛丈

摘果が始まりました。

今日は、ジヤンボ梨の摘果をしました。ジヤンボ梨の摘果は、他の幸水や豊水のようにいい形の実を選ぼうとしても、似たような形ばかりで、じっくり考えて選びました。だからジヤンボ梨の摘果は、なんて難しいんだと思いました。さて、僕の担当は今日で終わりです。明日からブログを書いてくれるのは林ひろたけくんです。今月から梨人に入ったばかりです。どんな記事を書いてくれるかとても楽しみです。では僕の記事は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。どのめ農場奈良彰記

花つみ

今日は、僕と親戚のおじさんが主枝、亜主枝、結果枝、下芽の花を取りました。この作業をしておくと梨の実に養分がいくからです。今日の天気が良かったので、とてもすごしやすかったです。
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