梨人(なしんちゅ)のキセキ 梨で明和町をもっと元気に!

群馬県・明和町で、若手の梨農家や後継者などが集まり、2013年に立ち上がった団体「梨人」(なしんちゅ)。梨づくりのプロフェッショナルになることはもちろん、梨で町をもっと盛り上げようと、日々奮闘中。その足跡をメンバー4人が週替わりでつづっていきます。

2018年09月

 酷暑で早まった収獲開始も期待ほどではなく、盆最終日までに採れた幸水は全体の1割程でした。ジベ処理による熟期促進を、邪道とばかり言い続けるのも考え物です。

泣いて馬謖を斬る

 TKB47(矢沢)です。
 今日は彼岸の入り、高需要期の一方で、肝心なナシの方は端境期。毎年の事ながら、南水、TKB47(あきづき)を少しでも持っていればと痛感します。
 
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 年の豊水、肥大・果型とも良く、前半の今月上旬までは絶好調でした。しかし、中旬に入ったとたんに軟化が始まり、100kg以上を加工用(または廃棄)としました。大きさは8~9玉なのに、尻コケでツヤがなく、見るからに不味そうなものばかり。実際の食味に関しては、許容範囲のものもあったのですが、妥協は禁物とばかりに「疑わしきは罰する」を徹底しました。
 原因として、猛暑、着果過多が考えられますが、はっきりしません。

マニュアルの功罪

 TKB47(矢沢)です。
 今年の苗は良く伸びました。

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 写真下の右2列は2年生(1年生苗を今春に植えたもの)、左2列は3年生(1年生苗を昨春に植えたもの)。特に豊水に関しては、今年マメナシ台に接いだばかりの1年生苗も含め、ほとんどが4mを超えました。
 ジョイント栽培マニュアルに反してポットを地中に埋めず、完全に露出させた結果です。「地面が固く、水はけが極端に悪い」という特別事情を考えれば、去年からこうするべきでした。
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