昨日で豊水の販売が終了し、新興が始まる10月初旬までの間、しばらくお店はお休みです。そこで、ざっと売上を計算してみました。ちょっとドキドキしながら(^_^;)

結果の前に、まずは平均値のお話を。明和町で直売スタイルの梨家の場合、1反(約1000㎡)で80万円が売上の平均だそうです。100万円を超えると上出来で、自分のお師匠さんの中には200万円近い人もいます。

さて、自分の場合は2反5畝(約2500㎡)の梨園を運営しているので、平均値なら80万円×2.5=200万円の売り上げは欲しいところ。ただ、2反5畝のうち、1反5畝は今年から借りた園。その園は樹の勢いが弱かったので、今年は「着果制限」をかけました。実をあまりつけさずに、その分の養分を樹勢回復に回す仕立てにした訳です。当然、収量も減るので、平均値の80万円×1.5=120万円ではなくて、70万円ほどを見込んでいました。一方で、3年前から手掛けてきた残り1反の園は、今年はいい実がついてくれました。なので平均値の80万円の目標を立て、合計で150万円の売り上げを目指して、今年は活動を続けていた訳です。

直売所での販売はもちろん、地元のJAが運営する小売店にも卸しているので、その売上を計算していくと・・・。150万円を超えていました!! いっよっしゃーー(^_^)v 嬉しい気持ち半分で、正直ほっとしたのが半分です。

ただし、このような結果になったのは、何度も何度もこのブログでも書いていますが、自分を支えてくれている人たちのおかげさまです。「そんな謙遜すんなよ、東の努力の賜物ですぜ!」と、自分のお師匠さんの一人が言ってくれましたが、謙遜でもなんでもありません。なぜ経験ゼロの人間が2年目で銅賞がとれるのか?なぜ毎日の過酷な作業をこなせたのか?なぜ事業が経済的に動かなくなった時にへこたれなかったのか?なぜ売上150万円を達成できたのか・・・。すべて家族、お師匠さんたち、仲間、お客様がいてくれたからです。感謝多謝。一日でも早く百姓として一人前になって、明和町を梨で盛り上げて、ある流行りのドラマのように「復讐」ではなくて「恩」を100倍返ししたいですね。これからもよろしくお願い致します。