いよいよ、本日で今年、2014年も終わりです。一昨日も書きましたが、実に色々なことがあった年でした。
1年1年を短く感じるようになってきていて、おそらく2014年という年もすぐに遠くなってしまうと思いますが、この年を忘れたくはないですね。
そんな日ですが、自分には仕事があります。こちらです。

そう、ネギです。今年3月の終わりに種を植えて育て、この畑に定植して何回かの土寄せと消毒、手強かった草退治を経て、ようやく収穫までたどり着きました。
ただ、最後の最後でクリアしないといけない難関があります。それは、「出荷」です。
農作物は、ただ収穫しただけでは収入になりません。それを、お客さんが手に取りやすい状態にすることが必要です。
ネギの場合、収穫したネギの根を落とし、葉を切り、皮を剥き、袋詰めをすることにより店頭に並べることができます。この中で、「皮むき」には機械を導入しています。

こちらです。台の上にネギを載せておき、コンセントを入れると右のカバーが持ち上がります。カバーの中に端の方を持った状態でネギを入れ、右手前の白いセンサーの上を物が通ると反応してカバーが閉まり、カバーの中からネギを引きつつ出口付近から出る圧縮された空気によって皮を剥きます。
これは、東さんがネギをやるにあたって購入していた機械ですが、今年ようやく日の目を見ることができました。とても良い仕事をしてくれます。
この作業を経ることで、一皮剥けたネギの白さが際立つことになります。
そして、袋詰めされたネギはお店に並びます。

こちらは、邑楽町にある農協の農産物直売所「ふれあい食彩館」です。現在、ネギが品薄になってきたため、東さんと自分の育てたネギのスペースが広くなっております。
上にあるのはPOPで、東さんの指導の下で自分が書きました。初めてのことで、文字のバランスが悪い、隙間が多い、色が黒だけなど指摘する点は多いと思いますが、少しでも多くの方に見ていただき、熱意が伝わればいいなと思います。
ちなみに、館林にある農協のもう1つの農産物直売所「ぽんぽこ」には東さんの書いたPOPが貼られています。そちらの方が、自分のより断然見やすくてしっかりしています。
是非とも、冬ネギと併せてチェックしてみてください。
今日で、本当に今年が終わります。今年の反省を、来年に活かせるように努力していきたいと思います。
それでは、良いお年を!
林寛丈