梨人(なしんちゅ)のキセキ 梨で明和町をもっと元気に!

群馬県・明和町で、若手の梨農家や後継者などが集まり、2013年に立ち上がった団体「梨人」(なしんちゅ)。梨づくりのプロフェッショナルになることはもちろん、梨で町をもっと盛り上げようと、日々奮闘中。その足跡をメンバー4人が週替わりでつづっていきます。

2018年02月

 酷暑で早まった収獲開始も期待ほどではなく、盆最終日までに採れた幸水は全体の1割程でした。ジベ処理による熟期促進を、邪道とばかり言い続けるのも考え物です。

絶滅危惧

 TKB47(矢沢)です。
 今日も棚作り作業。上棚が完成し、ほぼ下棚の張線を残すのみとなりました。
 工程は遡りますが、棚に先立って行うのがアンカー打ち込み。これを専門に行う業者(個人経営)がいて、関東一円はもとより、東日本全域で仕事をしているそうです。他に同業者がおらず、後継者もいないので、「自分たちが引退したらやる人がいない」とのこと。
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 バックホーのバケットを重りに変え、いとも簡単に(見た目には)打っていきます。人力よりも圧倒的に早く(68本を2時間ちょっと)、体への負担も少ないことの想像は容易でしょう。機械不使用での打ち込みを、以前に1本だけ手伝ったことがありますが、同じことを5本以上やる気にはなりませんでした。

起工

 TKB47(矢沢)です。
 始まりました。3反分の棚作り。

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 昨日1日6人がかりで、隅柱と周囲柱56本を立て終わりました。今朝、予想外の雨が止むのを暫く待ったものの、見通しが立たないので作業中止となりました。10時ころには晴れてきたのですが、親方他、主要メンバーは前橋から来るので、午後からやるという訳にもいきません。
 明日からは上棚作りに入ります。

省力化

TKB47(矢沢)です。
 成園の剪定が終わったので、育苗圃の改善に手を回しました。
 ジョイント可能な長さの苗を得るためには、新梢誘引が大きなポイントです。そして、誘引作業を省力的に行う上で、棚の上を歩けるようにすることが効果的。苗の本数が多いほど、踏み台を移動しながらの誘引では手間を食うことになります。

苗棚改良
 当初の構造では竹支柱の列間が30㎝しかなく、この間を歩くのはかなり難儀でした。このため、X型に組んだ足場パイプの開きを大きくし、列間を10㎝強広げました。竹支柱はやや斜めになり、歩きの位置も高く(必要以上に)なったもの、作業性は改善できたと思います。

帰郷

 TKB47(矢沢)です。
 県園芸協会主催の技術研修で、南水の産地である長野(南信試験場他)に行きました。南水は高糖度で有名ですが、黒斑病に弱い、枝が固く折れやすい、収獲適期判断が難しい等の難点があります。近年では、ていあ部のひび割れ(新高と同様な)も問題となっているそうです。
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 短果枝を維持しやすい品種なので、幸水・豊水とは異なる予備枝の取り方をします。長い1年枝を切り返えさず水平に倒し、翌年短果枝を着生させるという方法。なぜか、短果枝を維持しにくいあきづきと同様です。
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 上の写真は門井流を学んだ生産者の飯田市の圃場。飯田は私の父が生まれてから高校まで育った地、訪れたのは20年ぶりくらいでしょうか。それでも、昼食会場で地元の人が話す訛りを懐かしく感じました。
 伯父(父の実兄:故人)は市内(天竜峡)でナシを作っていましたが、娘夫婦への代変わりを機に廃業しています。

剪定三昧

はいどうも お久しぶりです!
ふなっき~です・w・
今年は2回雪が降りましたが、ハウスも潰されるほど降らなかったのでホッとしています。
そんな中、我が家ではあと1園半で剪定も終わりに近づいてきました。
今年は名人に習ったことを実践しているので、だいぶ頭を使うことが多くかなり疲れます(´・ω・`)
剪定が終わる前にナスの定植準備もあるのでまだまだ忙しい日が続きそうです。
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