こんばんは。
昨日に引き続き、雨が降ってしまいました。なので、今日も研修はお休みです。
ただ、雨休みなのでまた明日からの棚造りの地面の状態がよくなさそうで、憂鬱です。

今日は、隅柱についてです。
現在の梨棚は、「もちあみ式」という方式が主流になっています。これは、四隅の柱をしっかりと設置し、梨園内の番線を升目状に張っていきます。比較的造りやすいので、自分のような素人でもプロの方がいれば手が出せます。
ただ、この方式だと四隅のどれか1本でも揺らいでしまうと全体が緩んでしまうため、四隅は特にしっかり設置する必要があります。

そして、次の作業はこちらになります。
IMG_1035
今、手前に斜めに入っているのが隅柱です。ただ、これはまだ正式に設置したわけではなく、佐藤さんがやっている部分を作るために地面に固定しただけです。

何を作っているかというと、これです。
IMG_1038
これは、隅柱に被せる爪付キャップといいます。ワイヤーを回し、キャップに固定して手前に垂らしています。

そして、これをしっかり設置した隅柱の先端に被せ、地面に打ち込んであるアンカーにワイヤーを通し、隅柱を固定します。
IMG_1046
こうすることにより、隅柱が内側に向かおうとする力に対抗できます。ちなみに、アンカーについては明日のブログで書こうと思います。
ここは写真ばかりになってしまいましたが、概ねこんな感じです。

…ただ、この流れで問題が1つあります。それは、ワイヤーの強度です。
ここで使っているワイヤーは、昨日説明した周囲に引っ張った物と同じです。もう少し細いワイヤーもあるのですが、やはり隅は重要ということですね。
だからこそ、真っ直ぐに伸びたワイヤーを捻るのには相当な力が必要です。ちなみに、動力は自分の筋肉です。
IMG_1039
この爪付キャップに巻きつけないといけないので、この状態ではまだ不完全です。が、この時点で既にパワーが大量に消費されています。
1番上の写真のように、小さい円を作るようにするには更に細かく曲げていく必要があります。実際、それくらいにしないとキャップにワイヤーを固定できません。
とにかく、地味に大変です。ちなみに、自分が1つをどうにかこうにか曲げている間に、佐藤さんは3つくらいこれを作っていました。
先行きが不安ですが、苦労することが多い分、楽しそうでもあります。

林寛丈