TKB47(矢沢)です。
 ジョイント用苗木173本のポット植えを月曜から行い、今日ようやく終えました。雨に降られ、細部にもこだわったので、ここまで時間がかかったのです。
 作業としてはこれで終わりではなく、育成用架線への配置と灌水チューブ設置であと2日は必要でしょう。
 
 1 接ぎ木テープはずし
 2 根の切り戻し
 3 台木不要部分(枯れ込み部分)の切除
 4 台芽切除(えぐり取り)
 5 乾燥防止剤塗布
 6 ベンレート浸漬
 7 鉢上げ
 8 水やり(ホースを鉢に突っ込んで空気を抜きながら)

苗木処理
 
 地植えの場合も含め、1だけで済ませてしまう人も多くいます。たいてい「それで問題ない」という理由からですが、私はそう思いません。3には最も手間がかかりました。いずれ切ってしまう側枝ならともかく、主幹基部という代替不可な部分の枯れ込みを放置できないという感覚です。
 苗作りの良否が収量に大きく影響するという鉄則、これはイネや野菜でも同様に当てはまります。やるべきことは可能な限りやるべきです。